水分不足が続くと抜け毛が増える?水飲むことの大切さを知ろう

水分不足が続くと抜け毛が増える?水飲むことの大切さを知ろう 薄毛対策

毎日あたりまえのように飲んでいる水。
みなさんは、一日にどれくらいの水を摂取しているでしょうか?
自分ではしっかり飲んでいるつもりでも、足りていないという人は意外と多いと言います。

適切に水を飲むことは、美髪や美肌を目指すうえで欠かせません。
水分不足が続くと抜け毛につながるそうです。

そこで、今回は水と抜け毛の関係について紹介したいと思います。

水を飲むことの大切さ

水を飲むことの大切さ

みなさんは、水を飲むことの大切さをどれくらい理解しているでしょうか?

水をたくさん飲むと
・肌がキレイになる
・便秘が解消する
・痩せやすくなる

水をたくさん飲むことで美容・健康面にいい影響を与えるというのは、みなさんもご存じだと思います。わたしたちの体は、そのほとんどが水分です。

胎児
新生児 子ども 成人 老人
約90%
約75% 約70% 約60~65% 約50~55%

 

人間は何も食べられなくても水があれば3週間は生きることができますが、水なしでは5日も生きられないと言われています。それだけ、人間の体にとって水が大切ということですね!

体内の水の働き

わたしたちの体内の水分は、水分補給や排泄によって日々入れ替わっています。
体内の水には、大きく2つの働きがあるのです♪

  1. 運搬
    体内にある水分は、栄養分や酸素を血液中に溶かし、体の隅々まで届ける重要な役割を担っています。同時に、老廃物を集めて腎臓へ送ります。腎臓で血液中の老廃物などがろ過され、余分な水分とともに尿として排出されるそうです。
    水分不足になると、血液の濃度が濃くなりドロドロに・・・。
    体内の循環が正常に行われなくなってしまうそうです。
  2. 体温調整
    体内の水分は、体温を調節するうえで大切な役割を担っています!
    そう、汗をかくことですね。発汗は重要な体温調節機能。風邪の発熱や運動、気温が上昇したときなどに汗が出ますね。体温が上がった時に発汗するのは、汗が蒸発するときに皮膚表面から熱を奪って、身体を冷やしてくれるからです。

水分不足と抜け毛の関係

水分不足と抜け毛の関係

水分不足で血液がドロドロに…

水分不足が続くと血の巡りが悪くなります。
血流が悪化すると、髪の毛まで栄養や酸素がしっかり行き渡らなくなるため、髪の成長が妨げられる可能性があるそうです。

水分不足で肌がカサカサに…

また、水分は全身の皮膚の健康状態にも大きく関わっています。
水分不足になると代謝が正常に行われなくなるため、ターンオーバーが乱れます。その結果、肌が乾燥して、頭皮環境が悪化しフケや抜け毛、かゆみといった症状を引き起こします。

ちなみに、健康な髪であれば水分が12%含まれているそうです。
水分量が10%以下になると、髪にツヤがなくなりパサつくようになってしまうとか。

抜け毛対策には、どれくらいの水を飲むといいのか

多くの人が、のどが乾いてから水を飲んでいるのではないでしょうか?
実は、のどが乾いてからでは遅いんだそうです。

「のどが乾く」ということは、身体がすでに脱水症状を起こしているということ。

のどが乾く前からこまめに水分補給する習慣をつくることが大切だと言います。
1日あたり最低でも1.2リットルは水を飲むようにしましょう。

また、できるだけ水は常温または白湯で飲むのがおすすめです。
水を冷やし過ぎると体に負担をかけてしまいます。

抜け毛対策には、硬水と軟水のどちらがおすすめ?

抜け毛対策には、硬水と軟水のどちらがおすすめ?

そもそも硬水と軟水って、何が違うのでしょうか。
メリット・デメリットを比較して、どちらが抜け毛・薄毛対策におすすめなのか検討してみましょう。

硬水

硬水と軟水では、水分中に含まれるカルシウムとマグネシウムの量が違います。
この含有量を硬度と呼び、硬度が120㎎/L 以上の水を「硬水」というそうです。軟水に比べてカルシウムやマグネシウムの含有量が多い硬水は、口当たりが重く苦みを感じます。
人によっては飲みにくいと感じるかもしれません。

カルシウムやマグネシウムには、血液をサラサラにする効果があると言われており、動脈硬化の予防や便秘解消などの健康効果が期待できます。また、マグネシウはタンパク質の合成を助ける働きがあるので、抜け毛を防ぐことにもつながるでしょう。

しかし、マグネシウムによってお腹がゆるくなることがあるので、胃腸が弱い人や小さい子どもは合わないこともあるようです。

硬水のミネラルウォーター

  • コントレックス(Contrex):強い硬水
  • エビアン (Evian):硬水
  • ペリエ(Perrier):硬水
  • ヴィッテル (Vittel):硬水

軟水

軟水は、硬度が120㎎/L 以下の水で、口当たりが柔らかく雑味をほぼ感じないので飲みやすいのが特徴です。日本の水道水やミネラルウォーターは軟水であることがほとんどなので、日本人に馴染みのある水と言えるでしょう。

軟水はミネラル成分が少ないので、身体に優しいのがメリットです。乳幼児でも安心して飲むことができます。

軟水のミネラルウォーター

  • ボルヴィック (Volvic):軟水
  • クリスタルガイザー(Crystal Geyser):軟水
  • 南アルプスの天然水(サントリー):軟水

日本人の腸に合うのは軟水ですが、ミネラル成分を豊富に含む硬水の方が抜け毛対策におすすめと言えるかもしれません。

ただし、ミネラル成分が髪の毛や地肌のタンパク質に付着すると、髪の毛がゴワゴワしたり、頭皮環境の悪化につながります。日本は軟水なので、シャンプーで使う水を気にする必要ですが、海外にいくようなことがある時は注意しましょう。

水の飲みすぎにも注意!

水の飲みすぎにも注意!

水分不足と同じくらい健康に悪影響なのが、水の過剰摂取。
水をガブガブ飲むのはNGです❌
一度に過剰な水を摂ると水中毒を引き起こす可能性があると言います。

こまめに” ”適切な量”を摂取することが重要です!

水を飲むタイミング

意識的に水を摂取したいタイミング。

  1. 起床後
  2. 運動時
  3. 毎食前
  4. 入浴時
  5. 就寝前

水を正しく飲んで抜け毛を予防しよう

水を正しく飲んで抜け毛を予防しよう

水分不足を防ぐことは、髪の健康にもつながることが分かりました。
抜け毛が増えたという人は、水分不足が原因のひとつになっている可能性があるでしょう。
しかし、抜け毛の原因は様々で、水分不足の解消だけでは改善しない場合もあるかもしれません。

とくにAGA(男性型脱毛症)による薄毛や抜け毛は男性ホルモンが関係しているので、薄毛治療専門クリニックでの治療が必要となります。進行性の脱毛症なので、早めの治療が改善のカギです。抜け毛の原因が何なのか知るためにも、一度クリニックを受診することをおすすめします。