汗が止まらない夏日から少しずつ涼しさを感じるようになってきましたね。
秋冬に向けて乾燥が気になり始めるとともに、より一層髪の毛のケアが大事になってきます。
皆さんは普段のシャンプーに気を使っていますか?
「たかが洗髪」と侮ることなかれ。実はシャンプーはとっても奥が深いアイテムなのです。
薄毛予防、薄毛対策を考えている方は尚更しっかりと向き合うべきです。
そこで今回は皆さんが毎日行っているシャンプーについて深く掘り下げてご紹介していきたいと思います。
目次
そもそもシャンプーの役割って何?シャンプーを毎日行うべき理由はこれだった
皆さんが毎日何気なく使っているシャンプー、そもそもどのような役割を持っているかご存じでしょうか。
シャンプー=「髪を洗うこと」と認識している方が多いのではないかと思います。しかしシャンプーの語源となっているサンスクリット語の「champa」は本来マッサージという意味合いを持っているのです。
つまりシャンプーとは髪を洗うだけでなく、頭皮をマッサージして、頭皮の汚れを洗い落として清潔に保つ役割も持っています。
1日活動した後は髪だけではなく頭皮の毛穴周りには匂いや傘下の原因となる余分な皮脂や汚れが付着しており、これらが健康的な髪に必須な頭皮環境の保持を妨げてしまいます。
その原因を取り除き、清潔な頭皮を保つことで健康的な髪を育むことができるのです。
しかし、皮脂が気になるからと言って1日に何度もシャンプーを行うことはNG。
皮脂には髪の毛や頭皮を刺激から守るという大切な役割もある為、過剰なシャンプーを行うことで刺激に弱くなることや、頭皮の乾燥から抜け毛につながる可能性があります。
意外と皆知らない?正しいシャンプーの方法を徹底解説
皆さんは正しい方法でシャンプーをしていますか?
改まって聞かれると100%の正解を出せる方は少ないのではないでしょうか。実は普段行っているそのやり方、無意識に頭皮に負担をかけているかもしれません。
頭皮や髪のケアの基本はシャンプーなので、これを機に一度方法を見直してみましょう。
1.髪のひっかかりやもつれをほぐす
シャンプーを行う際はまずブラッシングから。
シャンプー前に目が粗くかつ柔らかいブラシで1分程ブラッシングすることで、髪や頭皮に付着したほこりを落とすだけでなく
そのあとのシャンプーで頭皮の汚れを落としやすくしてくれる効果もあります。
2.お湯でしっかりと洗う
ブラッシング後はシャンプーをする前にシャワーのお湯でしっかりと頭皮や髪を洗い流します。
実は多くの汚れはお湯で落とすことができるので、この工程はとっても大事。
お湯で十分に汚れを流しておくことで、そのあとのシャンプー剤を少量で済ますことができます。
3.シャンプーを手のひらにとり、十分に泡立てる
500円玉程度の大きさの量のシャンプーを手の平にとり、よく泡立てます。
洗顔ネットやなどを利用するとよりきめ細かい泡に仕上がるのでおすすめです。
4.シャンプーで頭皮を洗う
泡立てが完了したらその泡を頭皮につけて指の腹を使って頭皮を優しくマッサージするような感覚で洗います。
※この時に爪を立てて洗ってしまうと地肌を痛める原因になってしまうので注意!
生え際から頭頂部に向けて頭皮を直接揉みこむイメージでなじませると◎です。
皮脂や整髪料の汚れが強い場合はすぐに泡が無くなってしまうので、一度洗い流した後に再度シャンプーを泡立てて洗い上げてください。
5.シャンプーで髪を洗う
髪を洗う際は髪の内側に指を通して、毛先に向かって滑らせるようにシャンプーの泡を移動させます。
こすったりひっぱったりする行為は髪を痛める原因になるので、泡の力だけで汚れを落としてください。
6.シャンプーを洗い流す
髪や頭皮にシャンプーの泡が残らないようにしっかりと洗い流してください。
洗い残しが髪や頭皮のトラブルも大きな原因となりますので、丁寧にかつマッサージするようにすすぐと良いでしょう。
7.トリートメントをする
トリートメントもシャンプーと同様に500円玉程度の量を手に取り、頭皮を避けて髪全体に揉みこんで洗い流してください。
この時も洗い残しが無いように十分にすすぎましょう。
8.タオルドライをし、ドライヤーで乾かす
タオルで髪をはさむようにして優しく水分を取った後にドライヤーで乾かします。
ドライヤーは20cm程頭皮から離して行ってください。
中途半端に乾かしたり、自然乾燥をしてしまうと雑菌が繁殖してふけやにおいの原因になるので注意しましょう。
シャンプーってどんな種類があるの?実は種類によって効果が全然違っていた
一概にシャンプーと言っても、種類によって洗浄力や髪や頭皮に与える影響が変わってきます。
しっかり毎日行っていたとしても間違ったシャンプー選びを行っていると必要な効果が得られず、場合によっては逆効果になっていることも。
そこで今の自分に合うシャンプーを選べるように、それぞれの特徴についてご紹介していきますね。
【石鹸系シャンプー】
洗浄力:★★★
刺激 :★☆☆
タイプ:普通~脂性向き
<メリット>
・皮脂汚れに強く、毛穴汚れまでしっかりと落とせる
・肌に優しく、すっきりとした洗い上がりになる
<デメリット>
・アルカリ性のシャンプーのため、髪の毛が軋むことがある
・石鹸のカスが頭皮や髪に残りやすいため、他のシャンプーと比べてよくすすぐ必要がある
【アミノ酸系シャンプー】
洗浄力:★☆☆
刺激 :★☆☆
タイプ:普通向き
<メリット>
・低刺激で肌に優しい
<デメリット>
・洗浄力が弱めなため、時間をかけて丁寧に洗う必要がある
・原料が高いため、他のシャンプーと比べると比較的高価
【高級アルコール系シャンプー】
洗浄力:★★★
刺激 :★★★
タイプ:普通~脂性向き
<メリット>
・泡立ちがよく、さっぱりと洗いあがる
・香りが良いものが多い
・比較的安価
<デメリット>
・皮脂がよく取れるため、頭皮が乾燥しやすくなる
※高級の意味合いは「炭素数が多い」という意味で、この炭素数が多いものほど泡立ちが良くなると同時に洗浄力も高くなります。
カテゴリ別おすすめシャンプー | いま人気のシャンプーはこれだ!
一言でシャンプーと言っても様々な種類があり、1つ1つメリットデメリットがあるんですね。
では、先ほどご紹介した3つのシャンプーのカテゴリーで、それぞれのおすすめ商品をご紹介します。
石鹸系シャンプーのおすすめ商品
・HABA スクワランシャンプー<ラベンダー>
(画像元:HABA公式サイト)
ラベンダーの香り爽やかに、洗い心地も洗い上がりもやさしい石けんシャンプー。
泡立ち・泡切れが良く、頭皮の汚れをすっきり洗い上げます。保湿成分スクワラン配合で、石けんシャンプーとは思えないほど指通りも良く、キシミ感もありません。清潔ですこやかな地肌を保ち、丈夫で美しい髪に導きます。
ボトルには地球環境に配慮し、エコ素材を一部使用。ポンプヘッドも使いやすい大きめサイズです。
引用元:HABA公式サイト
スクワランなどの保湿成分に加えて毛髪の指通りを良くするカチオン由来の高分子ポリマーを配合しているので、毛髪の保湿効果を期待できるシャンプーです。
一般的な石鹸系シャンプーは保湿効果が低いとされているのでこれは高ポイントです。
・エティーク|シャンプー バー ミンタジー 110g
(画像元:■ethicame公式サイト)
ココナッツオイル(ヤシ油)、カカオバター(カカオ脂)が髪と頭皮に潤いを与え、しっとりとなめらかに洗い上げます。また、ペパーミント(セイヨウハッカ油)が頭皮に清涼感を与えます。
引用元:ethicame公式サイト
髪と頭皮のことを考えて作られており、ノンシリコンと15種類の無添加が安心の固形シャンプーです。
プレゼントなどにも喜ばれそうな見た目の可愛らしさも兼ね備えています。
アミノ酸系シャンプーのおすすめ商品
・AFC|薬用アミノ酸シャンプー 爽快柑
(画像元:AFC公式オンラインサイト)
肌や髪に近い15種類のアミノ酸を使用したシャンプー
94.7%天然由来成分。リンス不要のシャンプーで、生薬・甘草由来の有効成分、グリチルリチン酸ジカリウムを配合。ふけやかゆみ、毛髪・頭皮の汗臭を防ぎ、清浄に健やかに保ちます。ノンシリコン、石油系洗浄剤不使用、無香料、無着色、弱酸性。【効果・効能】ふけ・かゆみを防ぐ。毛髪・頭皮の汗臭を防ぐ。毛髪・頭皮を清浄にする。毛髪・頭皮をすこやかに保つ。
引用元:AFC公式オンラインサイト
ノンシリコンなので根元から立ち上がる自然なハリとコシ、ボリュームアップを実感でき、リンスを使用しなくてもなめらかな指通り、潤いのあるまとまる髪が実現します。
また、34種類の保湿成分を配合しているので髪を乾燥からしっかりと守ってくれますよ。
・DEMI|ミレアム ヘアケアシャンプー
(画像元:DEMI公式サイト)
弱酸性で、天然ヤシ油由来の低刺激性活性剤使用。デリケートな髪にもソフトな洗い上がりで、手肌にやさしい設計です。
L.P.P.[天然複合アミノ酸](毛髪保護成分)配合
引用元:DEMI公式サイト
髪にうるおいを与えるのは勿論のこと、汚れはしっかり落としながらもマイルドな洗い上がりが特徴のシャンプーです。
サロン用のブランドとして展開しているシリーズなのですが、リーズナブルな価格を実現していることも魅力のひとつです。
高級アルコール系シャンプーのおすすめ商品
・ユニリーバ・ジャパン|ラックス スーパーリッチシャイン ダメージリペア 補修シャンプー
(画像元:ラックス公式サイト)
日々のダメージも、カラーやパーマのケミカルダメージも内側まで濃密に補修。シアバター・アルガンオイル(補修成分)
配合毎日のケアで内側からツヤめく輝き髪へ。ツヤめきを与え補修をする独自処方。
ラックス スーパーリッチシャイン ダメージリペアシリーズには、シアバター・アルガンオイルも(補修成分)配合。日々のダメージも、カラーやパーマのケミカルダメージも内側まで濃密に補修。
引用元:ラックス公式サイト
シアバターやアルガンオイルの高品質な保湿成分が配合されており、高い洗浄力も誇っているため
しっかり頭皮や髪の汚れを落としたい人におすすめのシャンプーです。また、パーマカラーやダメージが気になる人にもおすすめできます。
・ユニリーバ・ジャパン|ラックス スーパーリッチシャイン ダメージリペア 補修シャンプー
(画像元:ライオン公式サイト)
効果の高い薬用成分「オクトピロックス」配合、フケ・かゆみを防ぎ、デオドラント効果にも優れています。
フケ・かゆみは、頭皮から分泌される皮脂の酸化や、皮脂を食べる常在菌が繁殖することが主な原因です。「オクトピロックス」の殺菌・抗酸化作用が地肌のすみずみまで効果的に働き、フケ・かゆみを抑制します
きしまずにスッキリと洗えて、地肌を清潔にします
優しいマイルドフローラルの香りです
引用元:ライオン公式サイト
くけやかゆみを抑制してくれると同時にデオドラント効果もあるシャンプーです。
毛髪や頭皮に優しく、なめらかな手触りにしてくれるのが特徴です。
薄毛予防にも!正しいシャンプーのやり方で頭皮環境を整えよう
今回はシャンプーの語源の由来からおすすめの商品まで幅広くご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
おそらく今まで知らなかったことも多かったのではないかと思います。
ほんの少し意識を変えるだけで、日頃行っているシャンプーの効果が大きく変わってきます。
この記事を参考にしていただき、皆さんのシャンプーライフがより良いものになることを祈っています。