薄毛に気を付けている人は要注意!!薄毛の原因と言われるモノコト6選

薄毛対策

薄毛の原因として上げられる代表的なものとして「生活習慣の乱れ」「ストレス」「遺伝」などがありますが、実はこれ以外にも薄毛を引き起こす可能性があるものがいくつも存在することをご存じでしょうか?
薄毛を改善するためにはまず根源となる原因を突き止めることが大切です。

そこで今回は意外と知られていない薄毛の原因となるものをご紹介していきます。
もしも心当たりのある方は自身の生活を振り返って見直すきっかけにしていただけると幸いです。

薄毛の原因 ① | パソコンやスマホ

現代社会でデスクワークをする人が増えている中で、切っても切り離すことができない「眼球疲労」は、単に目を傷めるだけではありません。
眼球疲労が起こることで、目だけではなく頭や首、肩周辺の血行不良が起こることでその周辺にあたる頭皮にも血液がスムーズに回らなくなってしまいます。
これにより、頭皮を流れる血に含まれる栄養素をもとにして成長していく髪の毛の育ちを阻害してしまい、結果的に毛が細くなってしまったり抜けてしまったりすることに繋がるのです。

また、眼球疲労を感じている方はM字ハゲに注意が必要で、理由としては目に近い額が特に凝りやすいことが挙げられるようです。

この症状を改善するためには、パソコンやスマホの使用頻度を極力押さえることは勿論のこと、
難しいようであれば血行改善のためにマッサージをすることをおすすめします。
適度な休憩も結構改善には有効とされているので積極的に行いましょう。

薄毛の原因 ② | 喫煙

喫煙も先ほどの眼球疲労と同様に結果的に頭皮の血行不良に繋がる原因となり、それに加えて喫煙により肌の水分が失われることによって頭皮の乾燥が進み、髪が抜けやすくなってしまいます。
また、喫煙は男性ホルモンを増加させたり、髪の生成に必要なアミノ酸を含む抗酸化物質を減少させてしまったり、血行の流れを促進するビタミンEを破壊したりしてしまいます。

また、血流の流れが悪くなることで体温や頭皮の温度が急激に下がってしまうことも髪の毛が抜けやすくなってしまう原因の一つと言われています。

中々すぐに本数を0にすることは難しいかと思いますが、徐々に本数を減らしていくことで薄毛は勿論のこと、それ以外の身体に対しても良い影響を与えると思います。

薄毛の原因 ③ | 生卵

卵の黄身に含まれている水溶性のビタミンであるビオチンは、髪の毛の成長を促して頭皮全体を健康に保つ働きがある為、薄毛対策には欠かせない食品です。

ですが、卵は卵でも「生卵」の白身が含んでいるアビジンというたんぱく質は、黄身に含まれるビオチンと結びつくことで、ビオチンの働きをなかったことにしてしまうのです。
さらには体内にあるビオチンの働きが無力化されてしまうことにより、その影響で脱毛や白髪に加えて皮膚の疾患や炎症につながる可能性もあります。

それを防ぐためには卵を生で食べるのではなく、火を通して食べることが大切です。
加熱することによって熱に弱いアビジンはビオチンと結びつくことができなくなってしまうため、薄毛に悩んでいる方は卵焼きや目玉焼きなどのように火を通すことを心がけてください。

薄毛の原因 ④ | 肉

髪の毛の元であるタンパク質を多く含んでいる肉を摂取することは大切ですが、過剰摂取をしてしまうとかえって逆効果になってしまう可能性があります。

お肉の脂身にはコレステロールとして体内に蓄積されやすい飽和脂肪酸が多く含まれている為、過剰に摂取してしまうと皮脂の分泌が盛んになってしまい、分泌された皮脂が毛穴に詰まって発毛を妨害してしまうことがあるのです。

そのため、肉を選ぶ際には比較的脂肪分が少ない鶏肉を選ぶのがベストです。
鶏肉にはタンパク質だけではなく、ビタミンB群や亜鉛、コラーゲンなども含まれているので健康的な髪を育てるのに適しています。
焼いたり蒸したりと調理方法をひと工夫することで飽きずに楽しめるのでお勧めです。

薄毛の原因 ⑤ | 筋トレ

一見身体に良さそうな筋トレでも、すでにAGAを発症していたり遺伝などでAGAに可能性がある方、栄養が偏っていたりする方にとっては薄毛が進行するリスクのある行為です。
一見身体に良さそうな行為ですが、筋トレをすることで筋肉を形成するために優先的にタンパク質が消費されてしまって髪の毛の栄養素になる量が不足してしまったり、男性ホルモンの分泌の増加によってAGAの進行が進んでしまったりすると言われています。

改善策として有効なのが行うトレーニング内容を工夫することです。
筋肉の増強を目的とした過剰なスポーツトレーニングを避け、通常の健康維持や筋肉維持を目的とした運動を行うことで薄毛のリスクを回避することができます。

健康維持や筋力維持を目的とした運動の中でも特にジョギングなどの有酸素運動は、男性ホルモンの一種であるジヒドロテストステロンを減少させる効果もあることからお勧めすることができます。

薄毛の原因 ⑥ | 歯周病

一般的に虫歯や歯周病、歯槽膿漏などを発症すると構内の細菌が増殖します。
その細菌が血管を通して体内に入り込み、毒素を排出することで薄毛の原因になると言われているのです。

また、歯周病は糖尿病とも深い関わりがあり、糖尿病患者は歯周病も抱えているケースが多いと言われています。糖尿病になることでも体内で糖化が起こりやすくなり血流も滞り、薄毛の原因となると考えられています。

歯周病の治療が薄毛改善につながる可能性もあるので、疑いがある方は早めに歯科を受診しましょう。
定期的な歯科検診が薄毛対策につながる可能性も大いにあります。

根本的な原因を知って薄毛の悩みを解決しよう

皆さんの中で今回挙げた原因に心当たりがある方はいらっしゃいましたでしょうか。
「これちょっと自分に当てはまるかも」と感じた方は改善に向けての第一歩かと思います。

薄毛とは一言で言っても原因はひとそれぞれ異なります。中には原因が分からず、改善できるのか不安な人も多いはず。
中々人に相談できずにモヤモヤしている方もいらっしゃるでしょう。

この記事が皆さんの薄毛の原因の解明に役立てることを祈っています。