薄毛治療はいつからいつまで?治療開始とやめるタイミング・薄毛治療の選び方!

薄毛治療のこと

「髪の毛が後退している気がする」など、薄毛の悩みがあると人の目が気になってしまいがち。
最近は、「この薄毛のせいでなかなか結婚できないのでは?」とネガティブな気持ちになることも増えてきました。

そこで、今年こそは「薄毛を卒業したい!」という想いから、薄毛治療をいつから始めればいいのか、やめるタイミング、AGA(男性型脱毛症)に効果的な薄毛治療の選び方など薄毛治療にまつわる疑問を調べてみました。
僕と同じように薄毛に悩む同士の助けにもなれば嬉しいです。

薄毛治療はいつから始めるのが最適?

まず最初に、治療を始める目安について考えてみたいと思います。

皆さんは、薄毛治療を始めるのにベストなタイミングっていつだと思いますか?

髪が減り始めたことに気づいてからでしょうか。
それとも、ある程度の年齢に達してから始めた方が良いのでしょうか。

結論から言うと、薄毛治療は「薄毛のサインが出始めたタイミング」で始めるべきです。
一般的な世論からすると、50代くらいになってから対策すればいいと思っている人が多いようですが、
いわゆる「若ハゲ」は20代、早ければ10代で症状が見られるため、まだ若いからとある程度の年齢まで
放っておくのはおすすめできません。

まだ若いから大丈夫と放っておくと、あっという間に症状が進行し後で後悔する可能性も。
まずは、自分に薄毛の症状がないかチェックし、薄毛の傾向があるか確認してみましょう。

AGAの初期症状をチェック!当てはまる人は対策を

AGAとは、(Androgenetic Alopecia)の略称。
日本では男性型脱毛症と呼ばれ、男性の薄毛のほとんどはこのAGAだと言われています。

下記はAGAの初期症状のチェック項目です。
自分が薄毛になり始めているか知りたい方は、下記の項目を確認してみましょう。

・以前よりも髪が抜けやすくなり、短い毛が目立つようになってきた
・髪にハリやコシがなくなってきた
・髪が以前よりも細く・柔らかい髪質になってきた
・髪にツヤがなくなってきた
・頭皮の地肌が見えるようになってきた

上記チェック項目の内複数当てはまる場合は薄毛の初期症状が始まっていることが考えられるため、早めにAGA専門のクリニックを受診し対策することをおすすめします。

薄毛治療はいつまで続けたらいいのか?

薄毛治療を始めるタイミングについてはなんとなくわかりましたが、反対に治療を終えるタイミングはいつなのでしょうか。

これは結論から言うと、治療期間は治療方法によって異なるため、一概にいつまでとは言えません。
また、薄毛治療の進み度合いには個人差があるため、同じ方法でも人によって続ける期間は変わってきます。

投薬による薄毛治療をやめるタイミングはいつがベストか?

薄毛治療というと、多くのクリニックでは投薬による治療をおこなっています。
では、投薬治療の場合はどの段階でやめるのがベストでしょうか。

投薬治療は一生続ける必要がある

結論から言うと、投薬による薄毛治療には、やめ時といわれるタイミングがありません。

薄毛治療の中で治療薬としてよく使われるプロペシアやサガーロといった薬には、、AGAの原因となるホルモンを抑える薄毛治療であり、その人の体質自体を変えてくれるわけではないのです。
そのため、服用中は一時的に薄毛を抑えることができても服用をやめると薄毛は進行してしまいます。
薄毛の進行を抑えて現状維持をするのならば、治療薬をやめずに飲み続ける必要があるのです。

終わりの見えない治療のため、薄毛治療薬を服用している人の多くは加齢とともに薄毛を気にしなくなり、服用を止めてしまうケースが多いようです。
薄毛治療をいつまで続けるべきかについては、医者とよく相談して決めると良いでしょう。

自毛植毛なら一度手術を受ければ治療を続ける必要なし

治療を始めたら一生薬を使い続ける必要のある投薬治療に対し、もう一つの薄毛治療の手段である自毛植毛手術は基本的に一度の手術で治療が終了します。
なぜなら、自毛植毛は自分の髪の毛を薄毛の部分に組織ごと移植するので、手術を受けて毛髪組織が生着すれば半永久的に髪の毛が生え変わり続けるようになるから。

現在、治療薬を使った薄毛治療をおこなっていて終わりの見えない治療に不安を感じている方は、いっそのこと自毛植毛に切り替えるというのも良い手だと思われます。

後悔しない薄毛治療の選び方

薄毛治療はしたいけど本当に改善効果があるのか不安に思っている人は、きっと僕だけではないはず。
せっかくお金をかけて薄毛を治すからには、失敗して後悔したくないですよね。

ここでは、薄毛治療の選び方やクリニックの選び方をご紹介します。

薄毛治療方法の選び方

先ほどもお話したように、薄毛治療(AGA治療)を専門とするクリニックの多くは、「投薬治療」が中心です。
薄毛治療の種類でも説明したとおり、「投薬治療」は、薄毛の症状を抑えたり改善させることはできますが、薬をやめてしまうと元の薄毛に戻ってしまうというデメリットがあります。
「投薬治療」は、継続させないと意味がないのです。

対して「注入治療」は、「投薬治療」よりも早く効果を実感できる点が大きなメリットとなります。
しかし、「投薬治療」と同じように弱った毛を改善させることは可能ですが、根本的なAGAの改善は難しいのが現状です。
そのため、「投薬治療」や「注入治療」は、薄毛の予防や抑制を目的とする場合に、選ぶとよいでしょう。

毛生え薬は存在しませんが、薄毛を改善させる方法はあります。
それが、「自毛植毛」
自毛植毛

画像引用:https://shinwa-clinic.jp/medical/transplant/

「自毛植毛」とは、自分の後頭部・側頭部のAGAの影響を受けにくい毛を薄毛になっている部分に移植する治療方法です。後頭部・側頭部の毛をAGAの影響を受けにくい性質を保持したまま毛包組織ごと移植するので、移植後も強い毛が生え変わり続け薄毛になりにくいのです。
後頭部の毛が、そんなに優秀だったとは…。
「人工毛植毛」と違い、自分の髪の毛を移植するので、術後の拒絶反応や感染症といったリスクもなく安心といえます。

薄毛の治療方法の選び方としては、「まだハゲてはないけど将来が不安」という人には「投薬治療」、すでに薄毛に悩んでいる人には「自毛植毛」といった感じです。

薄毛治療専門クリニックの選び方

薄毛治療を行っている病院は主に下記の3つです。

  • 一般病院の皮膚科
  • 美容皮膚科など美容医療を扱う病院
  • AGA専門クリニック

一般病院の皮膚科の場合は、投薬治療に限定されます。
一方注入治療や自毛植毛による薄毛治療を考えている方は、美容皮膚科や薄毛治療専門クリニックを選ぶとよいでしょう。
また、皮膚科や美容皮膚科よりも、薄毛治療のプロフェッショナルである専門クリニックの方が知識や治療方法も豊富なのでおすすめです。

薄毛治療専門クリニック選びで失敗しないためのポイント

クリニック選びを間違えてしまうと、治療の効果や仕上がりに満足できず、また違うクリニックに通いなおす羽目になり手間も費用もかかります。失敗しないためにも、クリニックの選び方のポイントをしっかり押さえておきましょう。

・ストレスなく通えるクリニックかどうか

クリニックの通いやすさは大切なポイントです。スタッフの対応が悪い、手術の説明が雑、やたら予約を入れたがるようなクリニックも避けた方がいいでしょう。通うことがストレスになれば、薄毛治療がスムーズに進まなくなってしまうことも考えられます。

・熟練したドクターが在籍する専門クリニックを選ぶ

薄毛を治すには、治療の実績や効果の高さに定評のあるクリニックを選びましょう。技術不足のクリニックを選んでしまうと、頭皮の切除してはいけないところを切ってしまったり、毛根を壊してしまうリスクがあります。また、おかしな向きに植毛されてしまうケースもあるようです。
失敗された場合、毛の向きを治すなど追加の手術が必要になります。しかし、植毛した毛は強く修正するのはとても大変です。

治療実績が多く、さまざまな症例を見てきた熟練したドクターのいるクリニックであれば、失敗のリスクを格段に減らすことができます。自毛植毛は外科手術なので失敗が0とは言い切れません。豊富な実績と正しい技術やアフターフォローが整っている信頼できるクリニックを選びましょう。

・治療を続けられる価格かどうか

薄毛治療は、保険適用外です。薄毛治療は、命に関わる病気ではないので、全額自己負担の自由診療になります。自毛植毛の場合、手術費用の相場は60万から100万円前後となっています。ロボットを使った手術の場合、費用が1割から2割安くなるが、パンチ痕が目立ちやすかったり一定の角度でしか植毛できないというデメリットがあります。
自毛植毛ロボット|ARTAS(アルタス)
(植毛ロボット)
画像引用:植毛医療の最先端技術 ARTAS SYSTEM

また、自毛植毛はせず、薬だけで薄毛治療を進める場合でも、治療薬は一ヶ月でおよそ1万円ほどかかることを覚えておきましょう。
金銭的に一括払いが難しい場合は、分割払いやローンの組めるクリニックを探しましょう。

 

薄毛治療の種類は?

薄毛治療と一言でいっても実にたくさんの種類があります。
そこで、どんな種類があるのか説明します。

脱毛の予防や抑制におすすめな投薬治療

投薬による治療は、薄毛治療の中で最も基本となる方法です。
投薬治療の大きな目的は、「脱毛予防」と「脱毛進行の抑制」であり、育毛ではありません。

ちなみに、服用するタイプと塗るタイプがあります。
以下のような人は、投薬治療がおすすめです。

  • 脱毛箇所はないが、将来のために予防しておきたい
  • 産毛が残っている軽度の脱毛で、進行を予防したい人

投薬治療は、効果が現れるのに大体1年ほどかかります。
1ヵ月の費用相場は、1万~2万円ほど。
一カ月単位で見ればそれほど大きな額ではありませんが、投薬治療は効果が現れても継続していかなければ意味がなく、半永久的な通院が必要となってきます。
毎月支払うのは1万~2万円ほどでも、10年、20年続けると考えると、莫大な費用がかかることに愕然とすることでしょう。

投薬よりも早く高い効果を期待するなら注入治療(育毛メソセラピー)

注入治療とは、薄毛に有効な成分を頭皮にダイレクトに注入する治療方法で、「育毛メソセラピー」ともいわれています。
注入治療の特徴は、投薬治療よりも効果が早く現れる点や頭皮に直接注入するので副作用が起きにくい点です。

以下に当てはまるかどうかチェックしてみましょう。
一つでも当てはまった方は、注入治療がおすすめです。

  • 投薬治療で効果が出なかった人
  • 持病などで服用ができない薬がある人
  • 効果を早く出したい人
  • 脱毛箇所があるが産毛は生えていて、育毛したい人

注入治療は3か月から半年ほどで効果が現れるケースが多く、早く薄毛を改善したい人におすすめです。
一方で投薬治療よりも費用が高いため、費用を抑えて薄毛治療をおこないたい人には不向きです。
1回の注入で効果がみられるわけではなく、1クール6回~10回の注入(2週間に1回のペース)が必要です。
注入治療の1クールの費用相場は、10万円~60万円とされています。

また、クリニックによって注入方法や有効成分の内容が異なるため、費用相場に開きが出てしまうそうです。
注入治療を行う際は、クリニックの注入方法や成分の内容・量をよく検討必要があるでしょう。

産毛も生えないほどの重度薄毛も改善できる植毛手術

植毛には、人工毛を移植する増毛タイプと、自分のAGAの影響を受けにくい後頭部・側頭部の毛髪を薄毛部分に移植する育毛タイプがあります。

以下のような人は、植毛治療がおすすめです。

  • 産毛が生えていない重度の脱毛の人
  • 継続的な通院をしたくない人

植毛は、前述したとおり大きく2つのタイプに分かれています。
しかし、人工毛植毛は異物を頭皮に埋め込むので感染症や皮膚トラブルのリスクが伴うことや定期的なメンテナンスが必要となるため、あまりおすすめはできません。
反対に自毛植毛は、自分の毛髪を薄毛部分にお引っ越しさせるだけなので、負担も少なく安全性が高いです。

また、移植してしまえば自然に生え変わり続けてくれるので、一度の手術だけで済むというメリットもあります。
もちろんさらに毛量を増やしたい場合やデザインを変えたいという場合には、再手術もできます。
植毛治療の費用相場は、60万から100万円前後です。人工毛植毛の場合は、メンテナンスの費用もかかってくるので、自毛植毛より費用が上がってくるでしょう。

自毛植毛は、手術なので高額な費用にはなりますが、医療ローンを組めるクリニックであれば1か月あたり1万円ほどの支払いも可能です。
実際、投薬治療も1か月1万円ほどかかるので、自毛植毛で医療ローンの場合を選んだ場合と毎月の支払いの負担は変わりません。
それに対し投薬治療は、継続が必要なので結果的に高額になってしまう場合もあります。脱毛予防ではなく、育毛や発毛を目的とするならば、1度の手術で結果が得られる「自毛植毛」がおすすめです。

最新の薄毛治療法を紹介

薄毛治療法は日々進化を遂げています。
ここでは、最新の技術を使った薄毛治療法をご紹介します。

LED照射

LED照射は、低出力のレーザーを頭皮に照射して発毛を促す治療法です。
他の薄毛治療法の効果を高めてくれるので、組み合わせでの治療が有効でしょう。

ヘアフィラー

ヘアフィラーとは、毛髪再生を促進するペプチド化合物を頭皮に注入する治療法です。
また、脱毛防止や白髪の改善にも効果が期待できます。

PRP毛髪療法

PRP毛髪療法は、自分自身の血液から成長因子を採取し頭皮に注入することで細胞の再生や活性化を促す治療法です。
自分自身の血液を使うので、副作用のリスクが少なく安全性の高い治療法でもあります。

最新の薄毛治療法を3つ紹介しましたが、どれも個人差があるので、必ずしも薄毛が改善されるとはかぎりません。プロペシアなど投薬治療だけでは効果がでなかった、自毛植毛の手術は抵抗があるという人は検討してみるといいでしょう。

薄毛治療薬の選び方

投薬治療に使用する薄毛治療薬には、内服薬から外用薬まで様々な種類があります。
一体どの薄毛治療薬を使うべきか…、自分に合う薬はどれか…、選び方に悩むことが多いです。

薄毛治療薬の選び方のポイントは、これ以上薄毛になるのを阻止したいのか、増毛させたいのかなど、自分が抱えている薄毛の悩みをしっかりと理解することです。
薄毛治療薬は、「脱毛の進行を抑制するタイプ」と「発毛を促すタイプ」の2種類に大きく分かれており、目的が異なるためです。

「脱毛の進行を抑制するタイプ」と「発毛を促すタイプ」の代表的な薬の種類や効果、副作用について調べてみました。

脱毛の進行を抑制する薬

・プロペシア
【効能・効果】
男性における男性型脱毛症(AGA)
【副作用】
5%未満:リビドー減退
1%未満:勃起機能不全注、射精障害注、精液量減少

未成年への安全性や有効性は確立されていないため、服用はできません。
妊婦の体内に入ると、胎児に影響する危険性があるため、妊婦への処方は禁忌とされています。
女性にも有効性は認められなかったため、20歳以上のAGA患合のみが服用の対象です。
参考元:https://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_med?japic_code=00051088

プロペシアのジェネリックは、価格が2割ほど安いです。プロペシアと製造方法は異なりますが、効能や成分は変わりません。

・ザガーロ
薄毛治療薬サガーロ
画像引用:http://www.rad-ar.or.jp/siori/kekka_plain.cgi?n=41767
【効能・効果】
男性における男性型脱毛症(AGA)
【副作用】
1%以上:性機能不全
1%未満:発疹、頭痛、抑うつ気分、乳房障害、腹部不快感

ザガーロは、2015年に認可された最も新しいAGA治療薬です。
プロペシアよりも多くの薄毛のタイプに効果がある薬として注目されています。
しかし、その分副作用も起こりやすいというリスクが伴うことも理解しておいてください。
参考元:https://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_med?japic_code=00065940

発毛を促す薬

・ミノキシタブレット
【効能・効果】
発毛促進
【副作用】
かゆみ、低血圧、動悸、頭痛めまい、痺れ、胸の痛み、むくみ、心室肥大、多臓器不全、心外膜炎、高カリウム血症

「ミノキシジル」という有効成分が、発毛を促します。
しかし、ミノキシタブレットは、心機能や血圧に悪影響を及ぼすリスクがあるので、海外でも日本でも薄毛治療薬としては認可が降りていない薬です。
ガイドラインでも、ミノキシジルの危険性について確認しておきましょう。

ミノキシジル内服の有用性に関して臨床試験は実施されていない。
ミノキシジルは降圧剤として開発されたが本邦では認可されていない。また、男性型脱毛症に対する治療薬としても認可されている国はない。それにもかかわらず、全身の毛症を起こす副作用があることを根拠に、医師が安易に処方したり、一般人が個人輸入で入手し服用することがあるので、医薬品医療機器等法の観点から問題視されている。
多毛症以外のミノキシジル内服薬の副作用の報告は少なく、内服用製剤の添付文書中の市販後調査欄に、胸痛、心拍数増加、動悸、息切れ、呼吸困難、うっ血、性心不全、むくみや体重増加などの重大な心血管系障害が生じるとの記載がある。
以上のように,ミノキシジルの内服療法は,利益と危険性が十分に検証されていないため、男性型脱毛症・女性型脱毛症ともに行わないよう強く勧められる。

引用元:2017年日本皮膚科学会ガイドライン

ガイドラインにあるようにミノキシジルの内服の有用性の臨床実験は実施されていないのです。しかし、医師の判断で、AGA治療薬として使用することができます。ミノキシタブレットは、一部のAGA専門クリニックでのみ処方してもらえるので、ミノキシタブレットを希望する人は処方可能なクリニックを選びましょう。
ミノキシタブレットの服用は、必ず医師のもとで、適切な用法・用量を守ってください。

・ロゲイン
【効能・効果】
発毛促進

ミノキシジルを主成分とした外用薬です。副作用のリスクが高い「ミノキシジル」を外用薬にすることで、デメリットが解消されました。
薄毛治療薬ロゲイン
画像引用:https://brand.taisho.co.jp/riup/riup/
大正製薬の「リアップ」などの育毛剤にも使用されています。
医薬品毛髪用剤「ミノキシジル」製剤の製造承認を取得

外用薬は、「ミノキシジルタブレット(内服薬)」よりも効果は落ちてしまいますが、AGA治療薬としても認可されている安全性の高い薬です。

・アロビックス
薄毛治療薬アロビックス
画像引用:http://www.rad-ar.or.jp/siori/kekka.cgi?n=18651
【効能・効果】
円形脱毛症、悪性脱毛症、粃糠性脱毛症、瀰慢性脱毛症、壮年性脱毛症、症候性脱毛症などの脱毛防止、発毛促進
【副作用】
アセチルコリン様作用で、激痛や局所発汗、熱感などの副作用が現れる場合があります。

外用薬です。
「カルプロニウム塩化物」が、血行をよくして発毛を促してくれます。
アロビックスは、AGAだけではなく、女性や円形脱毛症にも使用できる薬です。
また、保険が適用するので、安価で継続させやすさも魅力でしょう。
参考元:https://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_med?japic_code=00057327

薄毛治療薬は、副作用のリスクをしっかりと理解したうえで、①何を改善したいか、②体質や他の薬との併用は大丈夫なのか、③継続可能な価格なのか、の3点をじっくり検討して選びましょう。
AGA専門クリニックで薬を処方してもらう場合は、副作用についてしっかりと説明してくれるクリニックでなければ、安全性に欠けるのでやめておいた方が良いと思います。

 

薄毛治療の効果はいつから実感できるのか?

薄毛治療の効果は、いつから実感できるようになるのでしょうか。効果をいつ頃から感じられるのかについては、治療方法によって異なります。
それぞれの治療方法についてみていきましょう。

AGA治療薬の効果はいつから?

AGAの代表的な治療薬は、「プロペシア」といいます。
薄毛治療薬プロペシア
画像引用:http://www.nagoya-j.com/shinryou-naiyou/puropeshia/

プロペシアは、男性しか服用できません。プロペシアを服用して効果が出始めるのは、平均的に半年経ってからのようです。もちろん全く効果を感じられないという人もおり、効果には個人差があります。
また、可能性は0.5%未満と低いですが、プロペシアは男性機能や肝機能への副作用が起こる場合があり、男性不妊のリスクがあることも覚えておきましょう。
プロペシア(PROPECIA)(男性型脱毛症用薬)に関する注意喚起について(厚生労働省)

プロペシアは、医療用医薬品に分類されていて、取り扱いができるのは医療機関のみです。海外で売っているプロぺシアのジェネリック品は、品質が粗悪であったりコピー品も多く安全性に欠けるので、おすすめできません。
プロペシアを服用したい場合は、きちんとクリニックで処方されたものにしましょう。

自毛植毛(ストリップ法・FUE法)の効果はいつから?

自毛植毛は、個人差はあるとは思いますが、移植して4ヶ月後くらいで効果がみられます。なんと半年後には髪も生えそろってくるようです。
自毛植毛の手術の痛みやダウンタイム期間がいつまでなのかについても触れておきます。

FUT法(ストリップ法)

FUT法(ストリップ法)の場合は、メスで頭皮を切除して移植するので、ダウンタイムが必要になります。
術後は、日常生活に影響を及ぼすほど痛みがすごく、枕が血だらけになってしまうこともあるようです。傷の痛みが治まるまでに、およそ10日前後かかります。移植部分のかさぶたは、1~2週間ほどでとれ、赤みも6ヶ月ほどでだんだんと落ち着きます。

FUE法

FUE法の場合、個人差はありますが、手術中もほとんど痛みがなく、寝ている人が多いのだとか…。術後の後遺症もなく、翌日の痛みもほとんどないそうなので、「いつまで痛みが続くのか」「仕事はいつからできるか」といった心配も必要ないかもしれません。

毛量を増やしたい場合やデザインを変えたい場合は、二回目の自毛植毛を行う人もいます。その場合、半年から1年ほど期間をあける必要があります。

画像引用:https://shinwa-clinic.jp/drcolumn/09/

AGAの原因は?

そもそもAGAが進行してしまう原因とはなんでしょうか。

AGAの主な原因は、男性ホルモンの影響だと考えられています。
男性ホルモンの一種「テストステロン」と「5α-リダクターゼ」という還元酸素が結合すると、発毛を抑制する悪性の男性ホルモン「ジヒドロテストステロン(DHT)」に変化します。
「テストステロン」の分泌量は個人差があまりないそうですが、「5α-リダクターゼ」の分泌量は個人差が大きく、その分泌量は遺伝との関係が深いといわれているのです。

薄毛治療なら自毛植毛(FUE法)がおすすめ

今回、薄毛治療について調べていて分かったことは、「一番効果が高く、短期間なのはFUE法!」ということです。

薄毛に悩んでいるのなら、即効性も持続性も高い自毛植毛かつFUE法をおすすめします!
多くのクリニックでは、無料でカウンセリングもしっかりしてくれるようなので、薄毛で悩んでいるのなら、とりあえず話だけでも聞きにいってみるといいかもしれません!