ミジンウキマイマイの大きさは??クリオネの捕食動画や生態を紹介!

ミジンウキマイマイ ブログ

「ミジンウキマイマイ」ってご存知でしょうか。実は、「流氷の天使」クリオネの餌として有名な貝らしいのです。ミジンウキマイマイは、クリオネのように美しい見た目をしていることから人気があります。わたしは、たまたま変わった生き物を調べていた際に見つけて、「ミジンウキマイマイ」の可愛らしい姿に魅了されたので、大きさなど生態について調べてみました。

ミジンウキマイマイって?大きさはどのくらい?

ミジンウキマイマイは、15ミリくらいのとても小さな貝です。クリオネがおよそ1~3センチなので、ミジンウキマイマイはクリオネとさほど大きさは変わりません。貝というと、アサリやホタテのような硬い殻を持つ生き物を想像してしまうので、ミジンウキマイマイの姿を見ても、本当に貝なのかと疑ってしまいます。ちなみに、クリオネも分類的には貝らしいです。

ミジンウキマイマイは、北の海に生息しており、昼間は水深100メートルの深海で沈まないように羽を動かしながら泳いでいるそうです。左右の羽のようなものをパタパタと動かし浮遊する姿がとても可愛らしいので、ミジンウキマイマイは「流氷のキューピット」とも呼ばれています。ミジンウキマイマイのルックスにとてもピッタリの通り名ですね。

ミジンウキマイマイとクリオネの大きさ比較画像

実際に画像を用いて、ミジンウキマイマイとクリオネの大きさを比較してみましょう。

キャプチャ画像引用:https://youtu.be/8tyu4hqmxjk

左の丸い生き物が、ミジンウキマイマイ。右の沿っているような体勢の生き物がクリオネ。
ミジンウキマイマイとクリオネを並べてみても、体の大きさにあまり差はみられません。大きさはあまり変わらないようですが、クリオネの方が縦に長いので少し大きく感じます。
天使のように可愛らしい見た目のクリオネが同じ大きさの生き物を捕食すると考えると、驚きを隠せません…。

ミジンウキマイマイの生態は?

ミジンウキマイマイの生態について調べてみましたが、まだ詳しい生態については解明されていないようでした。そのため、簡単ではありますが、分かっている情報だけご紹介します。

ミジンウキマイマイの名前

ミジンウキマイマイってとても可愛らしい響きの名前をしていますよね。ミジンウキマイマイの英語名もとても素敵なんです。その名も「Sea Butterflies」。左右の羽をパタパタと動かしながら泳ぐ姿は、確かに蝶を連想させます。ちなみに、ミジンウキマイマイの学名は「Limacina Helicina(リマキナ・ヘリキナ)」です。ラテン語なので分かりませんが、学名は一体どういう意味なのでしょうか。

ミジンウキマイマイの分類

ミジンウキマイマイは、軟体動物門腹足綱ウキマイマイ科の巻き貝だそうです。ミジンウキマイマイはクリオネに生態が似ていますが、クリオネが貝殻を持たない裸殻翼足類なのに対して、ミジンウキマイマイは貝殻を持つ有殻翼足類に分類されます。

ミジンウキマイマイの生息地

ミジンウキマイマイは、北極圏を囲む北大西洋、太平洋に多く生息しています。ミジンウキマイマイは、水温が10℃以下の環境でなければ生きられません。日本では、北海道の知床や羅臼、ウトロの海の水深2~5メートルでは、ミジンウキマイマイの姿を多く見ることができるようです。

ミジンウキマイマイの特徴

ミジンウキマイマイの特徴
画像引用:https://seaslug.world/species/limacina_helicina

体は半透明で中が透けて見え、色は白色から茶色です。ミジンウキマイマイは、高さおよそ6ミリ、幅およそ8ミリのカタツムリのような左巻きの殻を持っています。左右の羽のような翼足の先に小さな触覚のような突起があるのも特徴のひとつです。
分かりやすく言うと、ミジンウキマイマイは、カタツムリに羽が生えたようなルックスをしています。クリオネのように体が透けていて、とても神秘的な雰囲気を持つ生き物ですよね。また、ミジンウキマイマイは、左右の羽を動かし浮遊する姿がとても可愛らしいと定評があります。

ミジンウキマイマイはクリオネの餌?

ミジンウキマイマイは、クリオネが唯一食べる餌ともいわれていることをご存知ですか?
食べられるものが一種類しかないとは、クリオネは好き嫌いが激しいようです。しかし、ミジンウキマイマイは入手困難であり、値段もクリオネを買う値段と変わらないので、クリオネを飼育している人たちは困っています。基本的に飢餓状態でも生きられるようですが、ミジンウキマイマイを食べられなければ半年~1年で死んでしまう場合もあるようです。水族館でも、ミジンウキマイマイを入手することが難しく、クリオネを餓死させてしまうことが多いと聞きます。クリオネの飼育は、とても大変みたいです。

クリオネの大好物であるミジンウキマイマイは、環境汚染により減少傾向にあり、今とても希少な存在になってきているそうです。クリオネの餌として有名なミジンウキマイマイですが、実はサケ類の大切な飼料でもあります。ミジンウキマイマイは、食物連鎖の重要な存在のひとつなのです。しかし、前述したように、環境汚染によって流氷が溶けて、海水の質が酸化しており、ミジンウキマイマイは減少傾向にあります。可愛らしいミジンウキマイマイを守るためにも、食物連鎖が壊れてしまわないためにも、環境汚染問題について向き合わなければいけないなと改めて思わせられましたね。

ミジンウキマイマイの動画を紹介

可愛らしいミジンウキマイマイの動画やクリオネに捕食されてしまうミ可哀想なミジンウキマイマイの動画をご紹介します。

・有殻翼足類ミジンウキマイマイのふ化ムービー


ミジンウキマイマイの孵化する様子を撮影した動画がありました。これは、なかなか見られないとても貴重な動画ではないでしょうか。

・知床・羅臼のミジンウキマイマイ


ミジンウキマイマイが浮遊している様子の動画です。羽ばたきながら浮遊した後に、すーっと下に落ちていく姿が可愛らしいです。ふわふわと動く生き物は、見ているだけで心が落ち着きます。

・バッカルコーンが出た!クリオネ – It looks like sea angel catches bait like the devil


・クリオネ捕食02(20160307)

ミジンウキマイマイがクリオネに捕食される動画です。天使と謳われたクリオネの捕食シーンは、何回見てもショッキングです。しかし、クリオネも「天使」というイメージを持たれたばかりに、捕食しただけで「悪魔」と言われてしまい可哀想な気もします。

ミジンウキマイマイはクリオネよりも人気?

クリオネは、「流氷の天使」として一世を風靡し、水族館でも目にすることが増えて、認知度の高い人気者です。それに比べるとミジンウキマイマイは、まだまだマイナーで知名度は低いといえます。しかし、クリオネよりミジンウキマイマイの方がかわいいと思う人も多く密かに人気を得ているようです。

ミジンウキマイマイのbotアカウントもありました!

クリオネに容赦なく捕食されてしまうミジンウキマイマイのなんだか弱々しく儚い感じが人気の理由のひとつなのでしょうか。

まとめ

ミジンウキマイマイ、いかがでしたでしょうか?海の中には、本当に美しい生き物がたくさんいますよね。クリオネは、水族館で見たことがあるのですが、ミジンウキマイマイについては、まだ一度も目にしたことがないので、いつかお目にかかりたいです。ミジンウキマイマイのいる水族館があるのか調べてみましたが、残念ながら見つけることができませんでした。今、ミジンウキマイマイは入手困難らしいので、自ら北の海まで出向かないと会うことは難しいのでしょうか。機会があれば、ミジンウキマイマイを探しに北海道まで行ってみたいものです。
みなさんもどこかで「流氷のキューピット」ミジンウキマイマイを見る機会がありましたら、存分に小さく可愛らしい姿に癒されてください。