美容植毛|女性におすすめ!ヘアライン矯正でコンプレックスを解消

美容植毛って?ヘアライン矯正でコンプレックスを解消 自毛植毛のこと

これまで「自毛植毛」というと「薄毛治療」というイメージが強く患者は男性が多かったが、コロナ禍でニーズに変化が生まれたというニュースを目にしました。

「リモートが定着したことで『髪』が人に与える印象は格段に強まりました。その結果、従来の薄毛治療とともに女性の来院数や、生え際や額の形を整えたいというニーズが増えてきていると感じます」(音田氏)

引用元:美容としての自毛植毛|コロナ禍で変化する薄毛治療と、新たな活用法

リモートワークでテレビ会議が当たり前となり映りを気にする人が増えたことで、薄毛治療としてだけでなく、美容目的としても自毛植毛が注目されているそうです。

美容植毛とは具体的にどのような治療方法なのか調べてみました。

美容植毛(自毛植毛)とは

□自毛植毛とは
自毛植毛は、AGAの影響を受けにくい(薄毛になりにくい)後頭部の健康な毛髪を、周囲の皮膚組織ごと採取し、薄毛が気になる部分に移植する治療法です。毛髪は移植されても元々の性質を維持したままなので、移植後も健康な髪と同じように半永久的に生え変わり、1度の手術で薄毛を改善することができます。

 

では、美容植毛(自毛植毛)とはどういった施術のことを指すのか説明します。

ヘアライン矯正

ヘアライン矯正

美容植毛とは、「自毛植毛」によって主に額のバランスを整えるヘアライン矯正のことをいいます。
ヘアラインを丸く整えて、おでこを狭くすることで、全体的な顔の印象アップや小顔に見せることが可能です。もちろん、生え際部分の薄毛治療で受ける人もいます。

これまでは「自毛植毛」は男性の薄毛治療法というイメージが強くありましたが、美容治療法として美容大国の韓国で盛んに行われており、日本でも女性を中心に注目が集まっています。
美容目的の施術なので美容外科クリニックで行うのが一般的ですが、薄毛治療専門クリニックでも施術を受けられる場合があるようです。

また、自毛植毛によるヘアライン矯正の他にアートメイクという方法もあります。
皮膚に色素を注入して着色する方法で、生え際に1本1本毛並みのように描いていくため見た目も自然です。近くでよく見ないとアートメイクだとはわからないでしょう。
自毛植毛と比べて費用を安く抑えることができますが、持続性が2~3年でデザインを維持するにはメンテナンスが必要です。

眉毛の植毛

眉毛の植毛

眉毛は顔の印象を決める重要なパーツです。
眉毛を抜きすぎて生えてこなくなったり、怪我などにより一部だけ毛が生えないという人もいるでしょう。

女性であれば、お化粧で書き足すこともできますが、男性の場合は慣れないお化粧に抵抗を感じる人もいるかもしれません。それに、眉メイクは女性でも形を整えるのが難しいパーツだと聞きます。

眉毛植毛であれば、毛の流れや方向を調整してもらえるので、理想の眉毛に近づけることが可能です。ただ頭髪を移植するので、眉毛に比べて伸びるペースが早く定期的なカットが必要となります。

ヘアライン矯正と同様、眉毛もアートメイクが可能です。

美容植毛のメリット・デメリット

自毛植毛の最大のメリットは、自分の髪を移植するので、拒絶反応が起こりにくく、半永久的に生え変わり、基本的にメンテナンスや継続治療が必要ないことでしょう。また、髪が生え揃うまでに1年程度かかるため即効性はありませんが、急激に変化しないため周りに気づかれにくいです。

デメリットとしては、外科手術であること・保険適用外であることから費用が高額になりやすい点、治療法によっては手術痕が目立ちやすい点、仕上がりが医師の技術力に左右される点などが挙げられます。

自然で美しいヘアラインを実現するためには、信頼のできるクリニック・医師を見つけることが大切です。

美容植毛のダウンタイムについて

美容植毛を検討する際に、気になる人も多いであろうダウンタイムについても説明します。

※ダウンタイムとは手術をしてから普段通りの日常生活が送れるようになるまでの期間を指します。

手術後2日経てば日常生活が送れるようにはなりますが、2週間程度は頭皮に刺激を与えないよう注意して過ごすことが必要です。
また、腫れや軽い痛み、かゆみ、皮下出血等の症状が現れることがありますが、だいたい1週間程度で落ち着いてくるでしょう。

植毛部分にできるかさぶたは、10日くらいで自然に剝がれ落ちます。かゆみがあっても絶対にかさぶたを引っ搔いて剝がさないでください。血が出たり雑菌が入り、髪の毛の定着率が下がってしまう可能性があります。

ヘアラインの植毛の費用相場

ヘアライン矯正は美容治療であるため保険適用外です。
一般的な自毛植毛と同様、数十万~数百万円の費用がかかると思っておきましょう。

眉毛の植毛に必要な本数は状態や希望によって変わるため個人差がありますが、最低でも30万円はかかるということを頭に入れておきましょう。

美容植毛とアートメイクどちらがいいのか

ヘアラインや眉毛の改善方法には、自毛植毛とアートメイクがありますが、どちらがいいのか迷ってしまう人もいるかと思います。

美容植毛がおすすめの方

自毛植毛は次のような人におすすめです。

  • 自分の髪でヘアラインを整えたい
  • 生え際の薄毛を根本的に改善したい
  • メンテナンスのいらない方法がいい
  • 傷や怪我などで一部だけ眉毛が生えてこない

アートメイクがおすすめの方

アートメイクは次のような人におすすめです。

  • 短期間で見た目の印象を変えたい
  • ヘアラインを整えて小顔に見せたい
  • 毎日アイブロウで眉毛を描くのが手間

実際にカウンセリングに行ってみて、自分にはどちらの方があっているのかよく検討しましょう。

美容植毛は信頼できるクリニックで!

美容植毛で重要なのは、不自然にならないことです。
一人ひとり髪の生え方やクセが違うので、それに合わせた形で植毛を行わなければなりません。
自然な生え際に見せるためには、毛流れや産毛などを、医師の高いデザイン力が必要不可欠です。

また、外科手術のため手術直後には移植した部分に軽い出血や痛みが伴う場合があり、医師の技量や経験、アフターケアの仕方によっては傷跡になってしまうリスクもあります。

特に生え際や眉毛は目立ちやすい部分でもあるため、クリニックは慎重に選びましょう。